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『普通』

昨年を振り返ると、当たり前にあった景色が随分となくなった1年だったように思います。
現在もオンライン講義や在宅勤務など、登校や出勤する姿が減っていますが、昨年の外出自粛期間には、クリニックの近くの学校も休校となり、静まり返った中でクリニックまで通勤していました。
昨年6月頃から学校再開となったのですが、登校する生徒を目にしながら、不思議な感覚になりました。

「生徒が歩いている」という動作そのものを、そのまま穏やかに感じとっている自分がそこにいました。
勿論、「学校が再開されて良かった」「賑やかな登校風景が戻ってきたなぁ」などとの思いもありましたが、それだけでなく、「同じ学生服を着た生徒が複数人同じ場所を目指して歩く」という景色が非常に新鮮で、何か新しい文化をそのまま受け入れている感覚になったのです。

マインドフルネスとは、「今、この瞬間」に意識が向いている心の状態。評価や判断をするのではなく、今の状態をそのまま観察・受容することで感情コントロールに繋がるといわれています。
今、未来が予測しにくく不安が強まる傾向ではありますが、当たり前の出来事を見直すことはしやすくなっており、それは同時にマインドフルなモノの捉え方に繋がっているように思います。

昨年が『普通で居られることの有難さ』を痛感する1年であったならば、今年はマインドフルネス的な視点を取り入れながら『普通を再考する』1年になるのかもしれません。

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