2020.08.30
院長ブログ
『感覚』
思ったように考えがまとまらなかったり、不安感やイライラ感が強い時には、『感覚』に注目することも一つの方法です。
普段は気にしていない聴こえてくる雑音、
見えるものの色、
手を洗う時の水の感触、
フローリングの上を歩く時のひんやりとした足の裏の感触、
食べ物の匂いや色、熱さ、歯ごたえ、のどごし…などなど
感覚のボリュームを少しだけ上げてあげると、頭のスペースが感覚で埋まり、考えもシンプルなものになると言われています。
考えることが出来るのは、人間の特権ですが、時にその考えで苦しむことがあります。
考えのスペースを減らし、感覚を少し意識することで、昆虫や動物に近づくのかもしれません。
夏から秋へ。
スズムシやコオロギたちが奏でる音色に耳を傾けてみませんか。