2025.05.17
お知らせ
当クリニックが『厚生労働大臣賞』を受賞しました!
この度、当クリニックが、障害児者の社会参加および活躍創出に貢献をしている団体であるとして、厚生労働大臣賞をいただきました!

2025年3月29日・30日、長野市芸術館にて、様々な人の多様な個性を最大限に活かし、バリアフリー社会の普及を目的としたアート展 「inclusion festival 2025」が開催されました。実行委員の方から「何か出展してみませんか?」とのお声掛けをいただき、当クリニックのリワークプログラム利用者の方々が作成した作品を何点か出展させていただき、それが今回の受賞につながったのだと思います。
このような賞をいただけることは全く考えておりませんでした(そもそも、このような賞があること自体、知りませんでした(笑))ので、ただただ驚きました。長野のアート展だけでも250点もの作品が集まり、長野以外でも東京や福岡など各地でインクルージョンフェスティバル活動としてのアート展が開催されていたようです。そんな中で、数百ある作品の中から当クリニックの作品に目を留めていただけただけでなく、「障害児者を社会に繋げるために貢献をしている団体」として評価していただき、恐縮する思いとともに、大変嬉しく感じました。
今年度は全国から7団体が厚生労働大臣賞に選ばれ、長野県からの受賞は、活動が始まって以来初めてとのことでした。
作品を制作されたリワークプログラム利用者の皆様、当クリニックのスタッフの皆様、本当におめでとうございました!
追記
賞をもらっておきながら何ですが…
当クリニックのスタッフは、「障害児者の社会参加および活躍創出」なんて、誰も考えていないように思いますね。(笑)
スタッフは、医療従事者と患者様という関係性を保ちながらも、日々、患者様一人ひとりの魅力を見つけては、それにしびれ、酔いしれています。それは、上下関係というタテの関係ではなく、一緒に悩み・笑い・考えるというヨコの関係ということなのでしょうね。そして、それこそが「インクルージョン」なのかなぁと思ったりしています。
本当に一人ひとりが魅力的。
それは、作品からもあふれ出ています。
アート展に出展した作品のいくつかです。
どうぞ、ご覧ください。
作品名:くもり空でも
リワークプログラム利用者作成の、ストップモーション動画(コマ撮り動画)。
孤独感、抜け出すきっかけはちょっとした出来事、一歩踏み出す勇気、周囲からもらうエネルギーの大切さ…色々なメッセージが込められた温かい作品です。
作品名:トモノリスイッチ
リワークプログラム利用者作成の、ボールをゴールまで転がす「ピタゴラ装置」。(トモノリは院長名)
本家顔負けの出来栄えです!でも、それだけでなく、最後のNG集が素敵です。失敗は大事な情報。 情報を集めた先には、成功が待っていることを教えてくれます。